物流アウトソーシングとは?自社物流との違いやメリットを徹底解説!

物流アウトソーシングとは?自社物流との違いやメリットを徹底解説!

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物流関連業務のコストダウン方法として、物流アウトソーシングを検討している企業は多いです。物流アウトソーシングを活用すると、さまざまなメリットがあります。ただし、メリットばかりではなくデメリットもあります。そのため、慎重に導入可否を判断する必要があります。

そこでこの記事では、物流アウトソーシングの概要やメリットとデメリット、そしておすすめの物流アウトソーシング会社を紹介します物流アウトソーシングを活用しようと考えている企業の方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

そもそも物流アウトソーシングとは?

物流アウトソーシングとはどのようなサービスなのか正しく理解することが重要です。ここでは、物流アウトソーシングの概要と役割について解説します。

物流アウトソーシングとは?

物流アウトソーシングとは、物流業務を自社ではなく外部に委託することです。一般的には、物流を専門的に対応している業者に外注します。

例えば、物流に対してノウハウが少ない企業の場合でも、物流アウトソーシングを利用すれば質の高いサービスを受けられます。アウトソースする範囲は実際の物流業務から管理システムの運用まで含まれるため、自社では対応しきれない範囲も対応してもらえます。

物流アウトソーシングの役割

物流アウトソーシングは物流に対応するサービスですが、具体的には以下のような役割を担当する場合が多いです。

  • 入荷入庫棚入れ
  • 検品セット組
  • 在庫管理
  • 帳票発行
  • ピッキング流通加工梱包
  • 出荷
  • 返品処理
  • 棚卸

各役割について、詳しく解説します。

入荷入庫棚入れ

物流業者は、顧客から荷物を預かって指定された場所に届ける作業を担当します。物流業務の最初のステップとなるのが、入荷入庫棚入れです。

入荷とは荷物が届くことで、入荷した荷物を倉庫に受け入れることを入庫と言います。そして、入庫した荷物を倉庫内の棚に収納することが棚入れです。

荷物をただ受け入れるのではなく、必ず入庫検品と呼ばれる荷物の数量や状態を確認する作業が必要です。また、大きな倉庫の場合は手作業ではなくコンテナごと入荷して棚入れする場合もあります。

検品セット組

受け入れた荷物によっては、検品セット組と呼ばれる作業を行います。例えば、輸入した荷物の場合は基本的に出国の段階で検品されている場合が多いですが、国内に受け入れて改めて検品する形が一般的です。

アパレル関係で言えば、針が混入していないかを検針機やX線検査機を用いてチェックすることが多いです。次に、セット組と呼ばれる複数の商品を一つの商品にまとめる作業を行う場合があります。

ただし、在庫管理の都合上で出荷直前にセット組を行うケースも多いです。

在庫管理

在庫管理とは、入荷した荷物について、適切に管理する業務のことを指します。例えば、温度を管理しなければならない荷物の場合は、倉庫の空調を管理する必要がありますが、この作業も在庫管理に含まれるのです。

特に、食品関連は厳しい温湿度管理が必要になり、大型の冷蔵庫や冷凍庫が必要になるため、アウトソースする価値のある工程と言えます。また、在庫管理では適正在庫により管理することが重要です。

欲しい商品が必要数出荷できるように、常に需要と供給のバランスを考えて管理する必要があります。過剰在庫になってしまうと、食品などの場合は賞味期限や消費期限が切れてしまうため、在庫を持ちすぎるのも問題です。

ほかにも、すぐに出荷できるようにどの場所にどの荷物があるのかを把握できる仕組みの導入も必要となります。

帳票発行

帳票とは、納品書や送り状、ピッキングリストなどが該当します。荷物の出荷指示が出た場合、管理システムなどで在庫データに対して引き当てをおこない、在庫がある場合は出荷の準備に入ります。

上記の工程の中で、最初に対応しなければならないのが帳票発行です。帳票を発行した後、納品書と送り状、ピッキングリストをまとめて倉庫の担当者に渡します。なお、最近ではシステムの進化によって送り状のみ発行する場合が多いです。

もし、発行した納品書や送り状、ピッキングリストがほかの荷物のものと混ざってしまうと、配送先を間違えてしまうなどのトラブルに発展するため、注意が必要です。そこで、ポカヨケの仕組みを導入したり、送り状のみを発行する仕組みに変更したりする対応が求められます。

ピッキング流通加工梱包

伝票を受け取った倉庫担当者は、伝票内容からピッキングと呼ばれる、棚から対象となる荷物をピックアップして取り出す作業をおこないます。この際に、荷物のロケーションが容易に把握できる仕組みがあると、効率よい作業が可能です。

また、最近では人によるチェックではなくピッキングリストと荷物に貼付されたラベルとの間で、バーコード照合してミスを防止する仕組みを取り入れている場合が多いです。ピッキングした荷物については、梱包前に流通加工と呼ばれるラッピングをおこないます。

そして、梱包作業として商品をクッション材などで包んで段ボールに入れて梱包します。

出荷

梱包まで完了した荷物については、最後に出荷する商品の内容や流通加工が指示通り行われているかなどを検品します。そして、検品において問題ない場合は最終的に荷物をガムテープなどで梱包します。

そして、トラックに積み込んで出荷となるのです。物流アウトソーシングする場合、出荷して顧客に荷物を届けるまでのトラックなどの運賃について、安く契約を結んでいる可能性があります。

これにより、自社物流するよりもコストダウンを図れる場合が多いです。

返品処理

正しい状態で出荷したとしても、顧客の都合などで返品が発生する場合があります。もし、返品を受けた場合は返品処理に対応しなければなりません。

基本的には、アウトソース先に返送してもらう形が一般的ですが、場合によっては荷主業者に直接返送してもらう対応が必要です。返品を受けた後、再度検品を実施して再販できるかどうかを判断します。

もし、再販可能であれば一度倉庫に戻して再度注文が入った段階で出荷します。再販が難しい場合は、B品という形で在庫管理したり、処分したりしなければなりません。

棚卸

荷物については、入荷して長い間倉庫の中で在庫として保有する場合があります。在庫管理が適切に実施されていることを確認するために、基本的に決算のタイミングなどで棚卸作業をおこなわなければなりません。

棚卸では、荷物の保有リストと実際の荷物の数がマッチするのかをチェックします。もし、アンマッチが生じているとなった場合、誤って出荷したり荷物を紛失してしまったりしている可能性があるのです。

棚卸の結果として、FiveNineと呼ばれる99.999%以上の在庫精度を確保することが理想とされています。

物流アウトソーシングの種類

物流アウトソーシングには、主に以下2つの種類が存在します。

  • 定額系物流サービス
  • カスタム系物流サービス

各物流アウトソーシングの種類の特徴は、以下のとおりです。

定額系物流サービス

定額系物流サービスとは、基本的にアウトソースしたい項目に対して料金が事前に設定されているサービスのことです。配送の種類や料金体系が事前に設定されていることから、細かな設定は不要ですぐに利用開始できるメリットがあります。

定額系物流サービスの場合、少ない荷物の出荷にも対応してもらえるため、小規模企業や個人の運送業者でも利用しやすい点も魅力的です。

カスタム系物流サービス

カスタム系物流サービスとは、アウトソースしたい目的に応じて金額を個別に設定できるサービスのことです。自社が希望する運用方法にマッチしたサービスを組み合わせることが可能であり、細かく要望したい場合に最適です。

また、独自性の高い物流プロセスを利用している企業にとっても、カスタム系物流サービスは最適な選択肢です。ただし、定額系物流サービスと違って金額や運用が複雑となり、ニーズを伝えてから実際に導入開始するまでに数カ月間かかる場合があります。

物流アウトソーシングと自社物流の違い

物流アウトソーシングを検討するにあたって、社内物流とどのような違いがあるのかを知ることも重要です。ここでは、物流アウトソーシングと社内物流それぞれに向いた企業の特徴などを紹介します。

物流アウトソーシングがおすすめの会社

物流アウトソーシングを利用することが向いた会社の特徴として、以下のような点が挙げられます。

  • 物流業務に回す人材が足りない企業
  • 商品の保管や出荷業務が苦手な企業
  • ECサイト始めたての企業

各特徴について、詳しく解説します。

物流業務に回す人材が足りない企業

物流業務には、多くの人が携わることになります。トラックなどのドライバーから倉庫内の管理、そして荷物の運搬などに対応するスタッフを確保しなければなりません。

特に昨今、ドライバーのなり手不足が深刻化している状況において、ドライバーの確保も難しい応対です。そこで、物流アウトソーシングを利用することで物流業務に回す人材が足りない場合でも物流業務を滞りなくおこなえます。

商品の保管や出荷業務が苦手な企業

特に食品などの温度管理が必要になる商品を取り扱う場合、倉庫内の商品管理を徹底しなければなりません。ただし、小規模な会社の場合は冷蔵施設に投資するのも大変なものです。

また、在庫管理を徹底しないと賞味期限切れを発生させるリスクもあります。そこで、商品の保管や出荷業務が苦手な会社の場合、物流アウトソーシングを利用することで苦手な作業を委託できます。

ECサイト始めたての企業

ECサイトを立ち上げたばかりの会社にとって、Webサイトの準備などは滞りなく実施できたとしても、物流に関しては実際に対応しないと大変さがわからないものです。特に在庫管理などを徹底しないと注文が入っても欠品している場合はキャンセルしなければならなくなり、購入者の信用を失うことになりかねません。

そこで、ECサイトを立ち上げたばかりで物流に関するノウハウがまだない状態の場合、物流アウトソーシングの利用がおすすめです。物流アウトソーシングを利用すれば、物流に対するノウハウがなくてもECサイトを運用できます。

自社物流がおすすめの会社形態

物流アウトソーシングではなく、自社物流により運用した方がおすすめな会社の形態として、以下が該当します。

  • 物流ノウハウが社内にある企業
  • 顧客ニーズを把握したい企業
  • 自社に最適な独自のシステムを構築できる企業

各会社の特徴は、以下のとおりです。

物流ノウハウが社内にある企業

すでに物流に対するノウハウがあり、特に物流に対して問題を抱えていない会社の場合、あえて物流アウトソーシングを利用する必要はありません。当然、物流アウトソーシングを利用することで外注費が発生し、コストアップとなってしまう可能性が高いです。

ほかにも、自社物流によって社内で一貫した対応を図れることで、問題などが発生した場合も部門間で情報共有してスピーディーな対応を図れるメリットもあります。

顧客ニーズを把握したい企業

ECサイトを運営する場合、顧客のニーズをどのようにキャッチして展開できるかが重要です。また、スピーディーな把握が可能かどうかも重要となります。

自社物流では、返品業務や顧客管理などの業務も自社で対応することになります。これにより、顧客とのコミュニケーションを密に執ることができ、ニーズを把握して販促活動などに活用できるメリットがあるのです。

自社に最適な独自のシステムを構築できる企業

物流において、最近ではシステム化が欠かせない要素となりつつあります。例えば、在庫管理や出荷処理などではシステムが必須となり、ほかにもミスなく効率よく作業するために多くのシステムが導入されています。

一般的に物流向けのシステムを提供しているサービスがありますが、必ずしも自社にマッチしたシステムであるとは言い切れません。そこで、自社に最適な独自のシステムを構築できるかどうかが重要です。

もし、自社内でシステム開発部門があり独自のシステムを構築できる場合は、自社物流でも対応できる場合が多いです。

物流アウトソーシングのメリット

物流アウトソーシングを利用する上で、主に以下のようなメリットがあります。

  • 本業である商品設計に専念できる
  • コスト削減
  • 物流品質が向上
  • 機会損失を招かない
  • 変化するニーズにも対応できるようになる

各メリットの詳細について、解説します。

本業である商品設計に専念できる

物流アウトソーシングを利用することで、本業である商品設計に専念できるメリットがあります。物流は特殊性を伴うものであり、コア事業に集中したくても物流を自社で対応する場合はスタッフが物流業務に取られる可能性があります。

そこで、物流アウトソーシングを利用すれば物流のプロフェッショナルがしっかりと対応してくれるため、あくまでも本業に専念できるようになるのです。ヒトやモノ、カネ、時間などにリソースを投入できれば、新しい事業への展開も可能となります。

コスト削減

物流アウトソーシングの利用によって、毎月の費用を変動費化することによって、コストを削減できるメリットがあります。自社物流で運用する場合、物流スタッフを固定で雇用する場合が多く、荷物の量に関係なく人件費が固定でかかってしまうのです。

一方で、物流アウトソーシングの利用によって、物量に応じて金額が変動する契約をしていれば、もし物量が少ない月の場合は費用を抑えることが可能です。これにより、損益分岐点を下げることも可能となります。

物流品質が向上

物流アウトソーシングによって、物流品質が向上するメリットもあります。例えば、物流において絶対に避けなければならないのが誤配送ですが、物流アウトソーシングを利用することでポカヨケの仕組みなどを導入して、誤配送を減らす効果が期待できます。

さらに、仮に誤配送してしまった場合でも顧客に不満を与えないように対応するノウハウがある点も魅力的です。ほかにも、物流アウトソーシングでは商品バーコードを用いた在庫管理などをおこなっています。

この情報を活用して、賞味期限管理などが徹底できるため、より高い物流品質を確保できるのです。

機会損失を招かない

自社物流で対応することによって、自社のコア業務を圧迫してしまうケースが多いです。事業が成長するほど物流にかける工数が多くなり、コア業務に注力する人材が減ってしまう可能性があります。

そこで、物流アウトソーシングを利用することで、販売機会の損失を防止できます。

変化するニーズにも対応できるようになる

顧客のニーズは常に一定ではなく、その時々で変化していくものです。企業側としては、ニーズに対して柔軟に対応することが求められる反面、一度構築した仕組みを都度変化させるのは大変です。

実際に対応しようとしても、時間もコストも膨大にかかってしまいます。そこで、物流アウトソーシングを利用すれば、その時々の顧客のニーズにマッチしたサービスを提供できるようになります。

物流アウトソーシングのデメリット

物流アウトソーシングを利用することで、少なからずデメリットも存在します。主なデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

  • イレギュラーの対応が難しい
  • 自社にノウハウが蓄積されない
  • 最初の物流会社選びが難しい

各デメリットについて、詳しく解説します。

イレギュラーの対応が難しい

物流アウトソーシングを利用していても、トラブルを完全に防止することは難しいものです。トラブルが発生した場合、物流アウトソーシングの場合は対応が難しいデメリットがあります。

もし、誤配送などのトラブルが発生した場合、自社が対応するのかアウトソース先が対応するのかを事前に契約しておく必要があります。また、自社がどこまで責任を追うかについて、アウトソース先と事前に整合しておくことも重要です。

自社にノウハウが蓄積されない

物流業務は専門性が高いという特徴があり、経営全般に大きく影響を及ぼすケースが多いです。ECサイトを長期的に運営する場合、自社物流システムの構築を検討する必要があります。

ただし、物流アウトソーシングを利用していると自社のノウハウとして蓄積されないデメリットがあります。もしアウトソースする場合は、社内でノウハウを共有できるような仕組みの構築や、アウトソース先に業務内容の共有を依頼できるかをよく確認してください。

最初の物流会社選びが難しい

物流アウトソーシングに対応している会社は、実に多く存在します。その中で、自社にマッチした物流アウトソーシングサービスを見つけることは、意外と難しいものです。

事前に、自社でどのような問題を抱えていて、それをサポートしてくれるサービスであるかという観点で選定するのがおすすめです。また、導入する前に運営フローや責任の所在を明確にした上で運用する必要があります。

失敗しない物流アウトソーシングの選び方

物流アウトソーシングを選ぶ場合、一度契約したら違う物流アウトソーシングに変更するのはかなり大変です。そこで、物流アウトソーシング選びで絶対に失敗しないようにしなければなりません。

失敗しない物流アウトソーシングの選び方として、以下のような観点で選定しましょう。

  • 物流課題が明確になっているか
  • 自社の特徴を把握しているか
  • アフターフォローは十分にしてくれるか
  • サービス料金に納得できるかどうか
  • 信頼できる実績があるかどうか

各選び方について、解説します。

物流課題が明確になっているか

物流アウトソーシングの利用を検討する最初の段階で、自社においてどのような物流に関する課題があるのかを明らかにしておくことが重要です。もし、課題が多く存在している場合はどの課題を優先して解決したいのかを把握することが重要です。

これにより、物流アウトソーシングにかかるコストを最低限とすることができます。また、サービス導入の目的を明確にすれば、自社にあったサービスを選定しやすくなります。

自社の特徴を把握しているか

自社の物流において、どのような特徴があるのかを把握しておくことも重要です。どの程度の規模で取り扱う商品に特殊な保管や輸送が必要になるのかなどを、しっかりと把握してください。

また、商品の数量や種類、そして閑散期や繁忙期の有無などを把握しておくと、特徴にあった物流アウトソーシングを探しやすくなります。

アフターフォローは十分にしてくれるか

基本的にはアフターフォローが充実しているサービスを利用するのがおすすめです。アフターフォローがしっかりしているサービスを利用すれば、もしトラブルが発生した場合も適切に対処してもらえます。

これにより、顧客満足の低下を防止できるため、アフターフォロー体制はよく確認して選定してください。

サービス料金に納得できるかどうか

物流アウトソーシングでは、サービス料金が納得できるかどうかが重要です。事前に見積もりを取得して料金を確認することになりますが、特に以下2つの項目をよく確認してください。

基本料金

基本料金には、主に倉庫における管理システムを利用するためのシステム利用料と、倉庫スペースをレンタルするためにかかる保管料があります。保管料は、地価が高い都市圏の方が高くなりがちです。

もし、保管量を抑えたい場合は利用面積を狭くしたり、アクセスが良い都市圏から若干離れた場所に倉庫を構えるサービスを利用するとよいでしょう。

変動費

変動費とは、主に以下のような項目が含まれます。

  • 入庫料・ピッキング料
  • 検品料
  • 梱包料
  • 配送料

変動費は、商品の種類によって価格が異なる場合が多いです。

信頼できる実績があるかどうか

物流アウトソーシング会社のホームページなどでは、基本的にメリットとなるような情報しか得られない場合が多いです。この情報だけを鵜呑みにしてしまうと、実際に利用してデメリットが存在することに気づく場合があります。

そこで、利用実績をよく確認しておくことをおすすめします。単純に、多くの会社が利用している物流アウトソーシングであれば、ある程度信頼がおけるものです。

また、実績と同時に利用した会社からの評判を確認することも重要です。

おすすめの物流アウトソーシング会社11選!

ここからは、特におすすめしたい物流アウトソーシング会社を11選紹介します。自社にマッチした会社を選定して、より効率よく物流をおこなえるように準備しましょう。

EC FACTORY

引用:EC FACTORY公式HP

  • 在庫一元管理でストレスフリーで運用できる
  • 一元管理と販売チャネルとの在庫連携によって消費率を向上できる
  • 当日出荷にも対応

EC FACTORYでは、クラウド型倉庫管理システムONEとロボットを使用しており、大幅なコストカットを実現しています。また、BtoC、BtoB双方の在庫を一元管理し、在庫共有することでもコスト削減を図っているのです。

独自の在庫配分エンジンによって、各販売チャネルの販売状況に応じた最適在庫を実現し、消費率アップも期待できます。土日祝日も稼働しており、当日出荷にも柔軟に対応しています。

所在地(本社)  東京都港区南青山6-3-9 MAビル3F
設立年度 2006年
従業員数 145人
資本金 2,000万円
ホームページ https://www.acca-int.jp/
取扱実績のある貨物 要問い合わせ
対応可能業務 入荷、入庫、棚入れ、検品、在庫管理、ピッキング、梱包、出荷、返品処理、画像処理、原稿作成
免許/ISO
加入団体
利用料金(手数料など) 見積もりにより要確認

openLogi

引用:openLogi公式HP

  • Web登録ですぐに利用開始できる
  • 全国60拠点から最適な倉庫を選定してくれる
  • 事業成長に応じた拡張性がある

openLogiは、Web登録ですぐに利用開始できる手軽さが魅力的なサービスです。12,000社以上の利用実績があり、多くの会社から高い評価を得ています。

openLogiでは、全国60拠点を構えており、ニーズに応じて最適な倉庫を選定してくれる点も評価できます。入庫から出庫までの様々な加工要望にも柔軟に対応してもらえるため、自社の希望を伝えやすい点も魅力的です。

所在地(本社)  東京都豊島区東池袋1丁目34-5 いちご東池袋ビル9F
設立年度 2013年
従業員数 93人
資本金 1億円
ホームページ https://service.openlogi.com/
取扱実績のある貨物 要問い合わせ
対応可能業務 入荷、入庫、棚入れ、検品、在庫管理、ピッキング、梱包、出荷、返品処理
免許/ISO
加入団体
利用料金(手数料など) 初期・固定費無料その他料金は見積もりにて要確認

アートトレーディングフルフィルメントサービス

引用:アートトレーディングフルフィルメントサービス公式HP

  • 月次ミーティングを開催しフィードバックしてもらえる
  • 15年以上の実績がある
  • EC専業のサービスを提供している

アートトレーディングフルフィルメントサービスでは、EC専業のサービスを提供しています。これにより、商品開発や自社のコア業務に注力できるようになります。

アートトレーディングフルフィルメントサービスは物流業界で15年以上の実績があり、トラブル対応のノウハウも豊富です。さらに、月次ミーティングによって改善要望などをフィードバックしてもらえる点も評価できます。

所在地(本社)  東京都豊島区東池袋1-18-1 Hareza Tower 20F
設立年度 1996年
従業員数 31人
資本金 1,000万円
ホームページ https://art-trading.co.jp/
取扱実績のある貨物 要問い合わせ
対応可能業務 入荷、入庫、棚入れ、検品、在庫管理、ピッキング、梱包、出荷、返品処理
免許/ISO
加入団体
利用料金(手数料など) 見積もりにより要確認

テクノ物流倉庫

引用:テクノ物流倉庫公式HP

テクノ物流倉庫では倉庫での保管から流通・加工、輸送配送まで任せることができます。保管方法はパレット保管・坪貸し・ケース保管・バラ保管など、様々な保管方法に対応しています。

安全に素早く対応してくれるのはもちろんのこと、人手が必要な作業もすべて引き受けてもらえるので、人手不足の企業におすすめです。

所在地(本社)  大阪府東大阪市箕輪3丁目4番20号
設立年度 1990年
従業員数 不明
資本金 5,000万円
ホームページ https://www.e-tkn.com/index.php
取扱実績のある貨物 要問い合わせ
対応可能業務 入荷、入庫、棚入れ、検品、在庫管理、ピッキング、梱包、出荷、返品処理
免許/ISO 一般区域運送事業 近運貨二第2707号運送取扱事業 大第4446号倉庫業 近運交物第128号
加入団体
利用料金(手数料など) 見積もりにより要確認

イーロジット

引用:イーロジット公式HP

  • 独自の作業にも柔軟に対応可能
  • 人材育成サービスを提供している
  • 商品の販売戦略の立案・企画にも対応

イーロジットは、クライアントとなる会社の独自の作業にも柔軟に対応してもらえる物流アウトソーシングサービスです。ほかのサービスでは対応しきれない内容であっても、基本的にイーロジットでは対応してもらえるため、利便性が高いサービスとなっています。

また、イーロジットでは人材育成サービスを提供しているため、将来的に自社物流に切り替えを検討している場合でもおすすめです。さらに、商品の販売戦略の立案・企画にも対応しており、売上アップの効果も期待できます。

所在地(本社)  東京都千代田区神田練塀町68番地 ムラタヤビル5階
設立年度 2000年
従業員数 222人
資本金 526,776,000円
ホームページ https://www.e-logit.com/
取扱実績のある貨物 要問い合わせ
対応可能業務 入荷、入庫、棚入れ、検品、在庫管理、ピッキング、梱包、出荷、返品処理
免許/ISO
加入団体
利用料金(手数料など) 見積もりにより要確認

scroll360

引用:scroll360公式HP

  • 波動対応に強みがある
  • 安心して荷物を預けられる環境が整っている
  • 拠点が多くリスク分散が可能

scroll360は、波動対応に強みがあるサービスとして知られています。例えば、キャンペーンなどによって一時的に大量注文を受けたとしても、フレキシブルに人員配置して即日発送対応が可能です。

倉庫内の自動化やシステム化を推進しており、安心して荷物を預けられる環境が整っており、誤出荷0.0016%以下を実現しています。また、全国各地に拠点があるため、災害などが発生した場合のリスク分散が可能です。

所在地(本社)  静岡県浜松市中区佐藤2丁目24番1号
設立年度 1986年
従業員数 9,500万円
資本金 343名
ホームページ https://www.scroll360.jp/
取扱実績のある貨物 要問い合わせ
対応可能業務 入荷、入庫、棚入れ、検品、在庫管理、ピッキング、梱包、出荷、返品処理
免許/ISO
加入団体 社団法人 日本通信販売協会(JADMA)浜松商工会議所
利用料金(手数料など) ライトプラン:初期費用33,000円(税込)カスタマイズプラン:見積もりにより要確認

株式会社エスグロー

引用:株式会社エスグロー公式HP

  • 1SKU・1個など小ロットで利用可能
  • 出荷精度99.98%により顧客満足度を高められる
  • 越境ECにも対応している

株式会社エスグローでは、1SKU・1個など小ロットでも利用できるサービスです。そのため、個人経営の物流会社でも利用できるメリットがあります。

株式会社エスグローでは、ほかにも経験豊富な物流のプロフェッショナルが全体の流れを把握し、ヒューマンエラーが発生しない仕組みにより、出荷精度99.98%を実現しています。また、海外スタッフが在籍しており、多言語にもフレキシブルな対応で越境ECにも柔軟に対応可能です。

所在地(本社)  兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町2丁目2番1号
設立年度 2002年
従業員数 60人
資本金 2,000万円
ホームページ https://www.s-grow.co.jp/
取扱実績のある貨物 ​​要問い合わせ
対応可能業務 入荷、入庫、棚入れ、検品、在庫管理、ピッキング、梱包、出荷、返品処理
免許/ISO
加入団体
利用料金(手数料など) 見積もりにより要確認

Calling

引用:Calling公式HP

  • 出荷制限なしで最大10,000件/日出荷可能
  • 最短7日間での稼働開始できる
  • 季節変動なしの保管料設定となっている

Callingは、出荷制限なしで1日最大10,000件まで出荷対応しているサービスを提供していす。より多くの荷物を取り扱っている会社にとって、出荷制限がない点は魅力的です。

また、Callingでは最短7日間での稼働開始できるため、すぐに導入したいというニーズにも柔軟に対応しています。さらに季節変動なしの保管料設定となっているため、低価格である点も評価できます。

所在地(本社)  千葉県市川市塩浜2-30
設立年度 2000年
従業員数 41人
資本金 1,000万円
ホームページ https://www.callings.jp/index.html
取扱実績のある貨物 要問い合わせ
対応可能業務 入荷、入庫、棚入れ、検品、在庫管理、ピッキング、梱包、出荷、返品処理
免許/ISO 倉庫業の登録第6294号
加入団体
利用料金(手数料など) 見積もりにより要確認

クラウドロジ

引用:クラウドロジ公式HP

  • 各ECカートとのAPI連携が可能
  • 全てをオンラインで完結できる
  • 独自WMSにより拠点の分散も容易

クラウドロジでは、各ECカートとのAPI連携を簡単におこなえるサービスです。これにより、全てをオンラインで完結できるため、日々の物流業務について大幅に効率化してコストダウンを図っています。

また、独自WMSにより拠点の分散も容易であり、事業リスクの低減や物流のリードタイム短縮を実現できます。物流歴25年の専門スタッフや自社開発システムによって、手厚いサポートを受けられる点も魅力的です。

所在地(本社)  東京都目黒区下目黒3-9-13 目黒炭やビル6F
設立年度 2012年
従業員数 35人
資本金 1,100万円
ホームページ https://cloudlogi.jp/index.html
取扱実績のある貨物 要問い合わせ
対応可能業務 入荷、入庫、棚入れ、検品、在庫管理、ピッキング、梱包、出荷、返品処理
免許/ISO
加入団体 一般社団法人日本通販CRM協会一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会
利用料金(手数料など) 見積もりにより要確認

サイテキ

引用:サイテキ公式HP

  • コミコミパックでお得な費用で利用できる
  • 自社もEC事業を担当しておりノウハウが豊富
  • 物流会社にはできない改善提案が可能

サイテキは、通常の物流会社と違ってEC事業も展開しています。これにより、ノウハウが豊富でEC事業に関する悩みも気軽に相談可能です。

また、物流会社では対応できない改善提案が可能な点も魅力的です。サイテキでは、荷物単体での費用を設定できるコミコミパックがあり、月最大1,000個まで出荷可能となっています。

所在地(本社)  東京都中央区新川1-3-21
設立年度 2011年
従業員数 13人
資本金 300万円
ホームページ https://saiteki-net.jp/butsuryu-no1/
取扱実績のある貨物 要問い合わせ
対応可能業務 入荷、入庫、棚入れ、検品、在庫管理、ピッキング、梱包、出荷、返品処理
免許/ISO
加入団体
利用料金(手数料など) 【ベーシックプラン】60サイズ:660円/個ネコボス:400円/個【トータルプラン】60サイズ:860円/個

株式会社三協

引用:株式会社三協公式HP

  • クライアントごとに専任チームを編成して対応
  • 100項目を越えるヒアリングシートによりニーズを具現化可能
  • 0.5PPMの誤出荷率を実現

株式会社三協では、クライアントごとに選任チームとなるロジ4(フォー)メーションを編成して、手厚く対応しています。また、100項目を越えるヒアリングシートによって、自社のニーズを具現化して伝えることで、目指すべき倉庫運営の形を提案してもらえます。

さらに、0.5PPMの誤出荷率と質の高いサービスを提供しており、更なる物流品質や生産性を高める施策を打ち出しているので、安心して利用可能です。

所在地(本社)  大阪府東大阪市今米1-15-11
設立年度 1968年
従業員数 300人
資本金 3,000万円
ホームページ https://www.kk-sankyo.com/
取扱実績のある貨物 要問い合わせ
対応可能業務 入荷、入庫、棚入れ、検品、在庫管理、ピッキング、梱包、出荷、返品処理
免許/ISO 倉庫業登録番号 特許番号第4017号トランクルーム認定 許可番号第1248号高度管理医療機器等販売業・貸与業 許可番号第N07295号医薬部外品製造業 許可番号第27CZ200478号化粧品製造業 許可番号27CZ200478号プライバシーマーク制度 認定番号20001629レジリエンス認証 登録番号H0000012事業継続力強化計画認定
加入団体 日本ロジスティクスシステム協会Eコマース事業協会大阪府運輸倉庫協会大阪商工会議所堺商工会議所京都商工会議所神戸商工会議所東大阪商工会議所
利用料金(手数料など) 見積もりにより要確認

まとめ

物流は非常に専門性が高く、常に新しい技術などが取り入れられています。また、物流の2024年問題を抱えており、今まで通りの運営ができなくなると考えられています。

そこで、自社物流ではなく物流アウトソーシングの利用も十分検討の余地がある状況です。外注費がかかりますが、うまく運用すれば費用対効果で自社物流で運営するよりもお得な場合も多いです。

今回紹介したポイントなどに注意して、自社にマッチした物流アウトソーシングの利用も検討することをおすすめします。

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